ちょこっトラいふ

理学療法士1年目のブログ

理学療法士1年目.勉強になったこと・伝えたいことがあれば積極的にアウトプットをします.


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筋の緊張が高いと筋の短縮の違い

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何事もそうだと思いますが,言葉の違いって難しいですよね.

 

私が実習生だったときも,筋の緊張が高いことと筋の短縮の違いがいまいちわからないままでした.

この違いについて気になって勉強したので,アウトプットしていきたいと思います.

 

 

 

筋の緊張が高い(筋緊張の増加)とは

筋緊張が亢進すること(筋スパズム)により,関節可動域が制限されている状態のことを表します.

筋の緊張が高まっているため,筋が収縮してしまい,筋が短縮しているようには見えますが,構造的に筋が短縮している状態とは区別がされるそうです.

 

例としては,持続的な痛みが生じている部位が防御的に緊張が高まることで筋緊張が高い状態が形成されたりします.

また,姿勢の不良が原因で,筋力がアンバランスになり動作遂行時に筋の緊張を高めてしまわなければならない場合にこのような状態になります.

 

筋の短縮とは

筋の短縮は,筋が短縮位になることで起こります.

筋が短縮位で固定されていると,筋節が減少してしまい,伸張性が低下します.

ギプスなどで固定されており,該当部位の関節運動が行えなかった際に起こり得ます.

また,外傷や手術により,筋・腱・筋膜などが損傷され,治癒していく過程で周囲の組織と癒着を起こした場合に生じるか可動域制限も,筋の短縮となります.

 

 

結局違いは?

そうは言っても,具体的にどのように区別をするのが良いのか分かりづらいですよね.

 

私が一番わかり易いなと思ったのは,エンドフィールの違いです.

筋緊張の増加(筋スパズム)の際は,エンドフィールがスパズム性となります.

他動運動をしている最中に,最終域付近で急に筋緊張が亢進し制限が生じる場合,可動域全体で抵抗感が感じられる場合などです.

 

筋の短縮の場合,エンドフィールは軟部組織伸張性となります.

最終域に近づく際に徐々に抵抗感が大きくなります.

 

このように説明をされると少ししっくり来ました.

 

もちろん筋緊張が高まっていることが原因で,筋が常に短縮位に固定されるため,筋が短縮し,筋緊張の亢進と短縮が同時に起こる場合もありえます.

 

少しでも参考になれば幸いです.

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

 


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